古代人は、山や木や岩や動物などすべてに神様が宿っていると考えていたようです。でも明朱叶さんはかつ山（下甑にある山）に神々が宿ると思ったのです。そう思ったのは多分、かつ山はトシドンがおりてくる山だと教えられていたからでしょう。トシドンもこの世に存在しないものという点では神様の一人なのでしょう。また甑島と良く知られた固有名詞を記することでかつ山という山が、甑島にある山だということがわかります。そして、下甑の海星中の生徒だと知ると、トシドンの行事ともかかわるようです。