俳句部門
里文化協会長賞
「麦わらにタンクトップで鬼ごっこ」
審査員 園田 千秋 先生
最近の子供たちも鬼ごっこをするのだと思いました。とても単純なゲームで、テレビゲームとは全く異なるからです。タンクトップを配置したことところに現代性があると感じました。タンクトップをもし似たようなシャツのランニングにしたら昭和の俳句になってしまいます。また最近は麦わら帽子もみなおされていて、ちょっとおしゃれな帽子もあるようです。令和の鬼ごっこは、おしゃれな麦わら帽子をかぶりタンクトップを着ているのですね。ただ言葉だけを新しくすればいいというものでもありません。人と人のコミュニケーションの大切さを伝えているようにも感じるのです。